2011年5月8日日曜日

個展とらがあめ詳細


気持ちのいい風がアトリエに入ってくる。
そよそよと。湿度も温度も心地いい。
制作にはぴったりの季節。

遊びにも出かけたくなっちゃう季節だし。
ビールがおいしい季節。

ところでところで
今月の28日からはじまる大磯での個展の詳細をおしらせ致します。

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石塚沙矢香個展 「とらがあめ」
■会期 2011年5月28日(土)~6月28日(火)
■休館日 水曜日
■開館時間 11:00〜18:00
■開催場所 OISO1668
1Fオステリア・イルチエロ(イタリアン)店内、

barOISO1668、エントランス、3F OISO1668ギャラリースペース
〒255-0003 神奈川県中郡大磯町大磯1668 
ソーシャル雑居ビルOISO1668
→map



■イベント


・5月28日 openingトーク: 18:00~
「とらがあめ」をテーマに作家自身が過去の作品等を紹介。


6月19日(日)15:00~ (入場料 ¥300)
対談「地域とアート」
栢原直弘(元横浜市創造都市推進事業本部職員)
丸山純子(美術作家)
原大祐(OISO1668代表)
石塚沙矢香(美術作家)

会期中の毎週金曜日18:00〜23:00
1F 立ち飲みbarOISO1668にて「さやかナイト!!」 
作家とアートのこと大磯のこと作家自身のことなど語りあう夜。
(お酒は1drink¥300からあります。)


※1Fイルチエロ店内の作品は営業時間のみの鑑賞となります。
お食事をしながらご覧下さい。
イルチエロの営業時間は11:30 - 15:00 / 18:00 - 23:00 定休日なし

※2F大磯商店にてとらがあめオリジナルグッズを販売いたします。



元歯医者をリノベーションしたビルを舞台に個展を行います。
ビルでかつて使用されていた模様硝子を小さく切り出し、糸で繋ぎ雨粒と涙にみたて
会場全体に浮遊させ、浄化をテーマにした新作インスタレーションを中心に発表します。
その他小さな立体作品や平面作品を点在させた展示となります。

タイトルの「とらがあめ」とは大磯で5月28日に降る雨のこと。
日本三大仇討ちで有名な曽我兄弟の仇討ちからきており、
 恋人である曾我十郎の死を大磯の遊女虎御前が悲しみ、
 涙が雨となって降ると伝えられています。

→oiso1668 website とらがあめ

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 イベントもいろいろあります。ぜひぜひみにいらしてください。

ひとまず制作がんばります!



2011年5月2日月曜日

太郎の言葉

人でこみこみの岡本太郎展@東京国立近代美術館へいってきました。
久々に平日以外の日に美術館へ行ったというのもあるけど、
すごい人で。びっくり。
岡本太郎はやっぱり人気なんですね。
招待券あったからすんなり入場できてよかった。

私は昔から岡本太郎の絵はあんまり好きになれなけど。
そういえばちゃんとまとめて作品をみた事がないかった事に気付く。
昔、オークションのバイトしてた時に
大量の陶器の作品をまとめてみたことがあったくらいかなぁ。
あと汐留で明日の神話が公開されてた時に見に行った。

今回の展覧会でもあまり絵は好きになれなかったのだけど、
縄文土器などの写真の作品がいいなと思った。
モノの持つパワーがすごくひき出せている写真でかっこよかった。

あとは最後にあった太郎の言葉にいろいろ考えさせられた。
そしておみくじ形式で一人一枚太郎の言葉を持って帰れるようになっていたんだけど、
それが、この写真。

作品を見に行ったというよりも、岡本太郎とはどんな人だったのか。
人間自体をみにいったという印象の展覧会。
そしてその人間性に刺激をうけた。

岡本太郎の行動力、実現させる力、そしてそれをサポートする岡本敏子の力。
それがすごい。と思った。
太陽の塔の制作現場の映像等をみて思ったけれど、
実行するんだ!というパワーが半端ない。
強い意思。がんこさ。発言力。

なんだって思い描いているだけではなくて実現させなくては!
と思う。最近の私の課題だ。

先日も友達と話していたんだけど、
自分が死んだ後何が残っているのだろうか?
と言うことを考えて作品を作って行く事。
そういう事が作品を力強くさせていくだろうし。
そう言う事を常に考えているかいないかは作品の持つ力に大きく影響してくるんだろうな。
と思う。